
「病院で検査を受けても異常が見つからないのに、めまいや動悸、倦怠感が続いている」——そうした自律神経失調症の診断を受けた方、あるいは診断名はつかないもののそれに近い不調を感じている方に向けて、当院で行っている東洋医学的な考え方と、山元式YNSA頭鍼治療によるアプローチをご紹介します。
※当院は鍼灸院であり、医療機関ではありません。自律神経失調症の診断・投薬・治療(医療行為)は行っておらず、施術は病院での診断・治療に代わるものではありません。治療効果には個人差があり、症状の改善を保証するものではありません。現在治療中の方・体調に不安のある方は、必ず医師にご相談のうえご来院ください。
自律神経失調症とは
自律神経は、呼吸・心拍・消化・体温調整など、生命維持に関わる働きを無意識にコントロールしている神経です。活動時に優位になる交感神経と、休息時に優位になる副交感神経のバランスが崩れると、めまい、動悸、倦怠感、頭痛、消化不良、情緒の不安定さなど、多岐にわたる不調が現れることがあると言われています。
なお「自律神経失調症」は、国際的な診断基準(ICDなど)に定められた単一の病名ではなく、検査で明確な異常が見つからない自律神経系の不調をまとめて表す際に、日本の医療現場で便宜的に用いられることが多い呼び方です。背景に甲状腺機能の異常やその他の疾患が隠れている場合もあるため、まずは医療機関での検査を受けることが大切です。
東洋医学的な見方
東洋医学では、自律神経の乱れに近い状態を、特定の病名としてではなく「気・血・水」の巡りの乱れや、五臓(肝・心・脾・肺・腎)のバランスの乱れとして捉える考え方があります。特にストレスとの関わりが深いとされる「肝」の働きが滞ると、イライラや情緒の不安定さ、めまいなどにつながりやすいと考えられています。
鍼灸は、こうした身体全体の巡りやバランスにアプローチする施術であり、特定の疾患を治療する医療行為ではありません。
当院の山元式YNSA頭鍼治療によるアプローチ
当院では、頭部の特定の反応点に鍼を用いる山元式YNSA(山元式新頭鍼療法)をベースにした頭鍼治療をご提供しています。頭部への施術により血行を促し、心身をリラックスした状態に導くことで、自律神経の乱れに伴う不調に寄り添うことを目指しています。施術内容・料金・ご予約方法など詳しくは、山元式YNSA頭鍼治療のページにまとめています。
効果の感じ方には個人差があり、すべての方に同じ変化をお約束するものではありません。
ご自宅でできるセルフケア
自律神経のバランスを保つためには、生活習慣の見直しも大切だとされています。
- 就寝・起床の時間をできるだけ一定に保つ
- 湯船に浸かり、身体を温める
- 深くゆっくりとした呼吸を意識する時間をつくる
- 就寝前のスマートフォン・パソコンの使用を控える
詳しくは、厚生労働省の生活習慣病予防のための情報サイト「e-ヘルスネット」なども参考にしてみてください。
よくあるご質問
Q. 自律神経失調症の診断は受けていませんが、施術を受けられますか?
A. 診断の有無にかかわらずご相談いただけます。ただし、当院では疾患の診断は行えませんので、症状が続く場合はまず医療機関の受診をおすすめします。
Q. どのくらいの頻度で通うとよいですか?
A. お悩みや体調によって異なります。まずは数回継続いただき、ご自身の変化を見ながらカウンセリング時にご相談いただくことをおすすめしています。
Q. 心療内科に通院中ですが施術を受けられますか?
A. 通院中の方は、事前に主治医にご相談のうえ、体調に応じてご検討ください。お薬の内容や体調によって施術可否をご案内する場合がありますので、ご予約前にお問い合わせください。
まとめ
自律神経失調症は、検査では原因を特定しにくい不調として現れることが多く、東洋医学ではこれを身体全体の巡りやバランスの乱れとして捉えます。当院では、山元式YNSAをベースにした頭鍼治療を通じて、こうした不調に寄り添う施術をご提供しています。施術内容・料金・ご予約は山元式YNSA頭鍼治療のページをご覧ください。
※本記事は当院の施術についての一般的なご案内であり、特定の疾患の治療効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。体調に不安のある方、通院中の疾患がある方は、必ず医師にご相談のうえご来院ください。
【本コラムの監修】
国家資格登録番号
はり師 第13878号
きゅう師 第24519号
・当院について
鍼灸治療では、頭の鍼と経絡治療を用いた本格的な鍼灸施術を行います。身体が本来持っている回復力を高め、バランスが崩れた身体が元に戻るためのお手伝いをします。局所の施術だけでなく、触診や視診を重視する伝統的な診察方法で全身の状態を観察し、身体と対話をしながら、日本人の体質に合わせた鍼灸治療を心掛けております。

