
「だるさ、めまい、頭が重い感じが続いているのに、病院の検査では『異常なし』と言われる」——このように、検査で明確な原因が見つからないにもかかわらず続く様々な不調は「不定愁訴」と呼ばれています。ここでは、不定愁訴の考え方と、当院で行っている東洋医学的なアプローチをご紹介します。
※当院は鍼灸院であり、医療機関ではありません。疾患の診断・投薬・治療(医療行為)は行っておらず、施術は病院での診断・治療に代わるものではありません。治療効果には個人差があり、症状の改善を保証するものではありません。体調に不安のある方は、必ず医師にご相談のうえご来院ください。
不定愁訴とは
不定愁訴とは、頭痛、倦怠感、めまい、肩こり、食欲不振など、様々な自覚症状があるにもかかわらず、検査をしても対応する明確な病気やその原因が特定できない状態を指す言葉です。特定の病名ではなく、いくつもの症状が重なり合って現れる状態そのものを表しています。
背景には、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの変化、ストレスや生活習慣、睡眠不足など、複数の要因が絡み合っていることが多いとされています。なかには別の疾患が隠れている場合もあるため、症状が長引く場合はまず医療機関を受診することが大切です。
東洋医学的な見方
東洋医学では、不定愁訴のように「これといった病名がつかないが不調が続く」状態を、身体の「気・血・水」の巡りが滞っているサインとして捉える考え方があります。ストレスや疲労の蓄積、冷えなどによって巡りが乱れると、様々な不調として現れやすいとされています。
鍼灸は、このような身体全体の巡りにアプローチする施術であり、特定の疾患を診断・治療する医療行為ではありません。
当院の山元式YNSA頭鍼治療によるアプローチ
当院では、頭部の特定の反応点に鍼を用いる山元式YNSA(山元式新頭鍼療法)をベースにした頭鍼治療をご提供しています。頭部への施術により血行を促し、心身をリラックスした状態に導くことで、原因がわかりにくい不調に寄り添うことを目指しています。施術内容・料金・ご予約方法など詳しくは、山元式YNSA頭鍼治療のページにまとめています。
効果の感じ方には個人差があり、すべての方に同じ変化をお約束するものではありません。
ご自宅でできるセルフケア
不定愁訴の背景には生活習慣の乱れが関わっていることも多いとされています。
- 三食を規則正しく摂り、生活リズムを整える
- 入浴で身体を温め、血行を促す
- 軽いストレッチやウォーキングなど、無理のない範囲で身体を動かす
- 一人で抱え込まず、気になる症状は早めに医療機関へ相談する
よくあるご質問
Q. 病院では特に異常がないと言われました。それでも施術を受けられますか?
A. ご相談いただけます。ただし当院では疾患の診断は行えませんので、症状が長引く場合や強い症状がある場合は、あらためて医療機関の受診もご検討ください。
Q. どのくらいで変化を感じられますか?
A. 個人差が大きいため一概には言えません。まずは数回継続いただき、ご自身の変化を見ながらカウンセリング時にご相談いただくことをおすすめしています。
Q. 他の症状(頭痛や不眠など)も一緒に相談できますか?
A. はい、複数のお悩みを同時にご相談いただけます。カウンセリング時に詳しくお伺いします。
まとめ
不定愁訴は、検査では原因が特定しにくいものの、日常生活に影響を及ぼす不調です。東洋医学ではこれを身体の巡りの乱れとして捉え、鍼灸によって全身のバランスを整えるアプローチを行います。当院では山元式YNSAをベースにした頭鍼治療を通じて、こうしたお悩みに寄り添う施術をご提供しています。施術内容・料金・ご予約は山元式YNSA頭鍼治療のページをご覧ください。
※本記事は当院の施術についての一般的なご案内であり、特定の疾患の治療効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。体調に不安のある方は、必ず医師にご相談のうえご来院ください。
【本コラムの監修】
国家資格登録番号
はり師 第13878号
きゅう師 第24519号
・当院について
鍼灸治療では、頭の鍼と経絡治療を用いた本格的な鍼灸施術を行います。身体が本来持っている回復力を高め、バランスが崩れた身体が元に戻るためのお手伝いをします。局所の施術だけでなく、触診や視診を重視する伝統的な診察方法で全身の状態を観察し、身体と対話をしながら、日本人の体質に合わせた鍼灸治療を心掛けております。

